今回はフランスやドイツといったヨーロッパ諸国では既に普及しているが、日本ではまだ珍しいDual skiの世界を日本で新たなアクティビティとして広めるべく活動している仲間たち(ata Alliance)とその楽しさを体験してきた。
Dual skiの滑走シーン。まだ見たことのない方が多いと思いますが、我々も今回初めて見て感激!名前のとおり操作するパイロットとライダーの一体感や躍動感はとても新鮮!!加えてライダーの亜希さんは体の自由が利かない身障者だが、登山やスキューバダイビングもこなす女傑。この滑走シーンを見てのとおりその体の不自由さは微塵も感じられない。
国内唯一のDual ski PILOTのじろうさん。彼は本場フランスでライセンスを取得し、このアクティビティを亜希さんとその仲間たちとともに国内に広く伝える伝道者。当然カリカリの急斜面もヘッチャラ。彼がDual skiを操る姿は美しさすら感じる!!
当社の社員はほとんどテレマークスキーヤー。一緒に滑っている金山はテレマーカー社員の師匠でもある。このあとスキー場ではDual skiとテレマーカーたちとのランデブーが続くのだが、どちらも一般のスキーヤーから見たら希少生物なので目を引くことこの上ない。
Dual Skiは本場ヨーロッパでは身障者のアクティビティというものではなく、子供や老人、大人までがスキーヤーやボーダーの仲間たちと同じ雪山フィールドを楽しむアクティビティとして確立されているという。確かに亜希さんは体が不自由ではあるが、共に時間を共有すると垣根のない楽しさが広がる。
スムーズにリフトの乗り降りもできるため、リフトもストレスフリーで笑顔!笑顔!!さすがユニバーサルツーリズムを掲げる長野県下のスキー場である。
Dual skiはシートの下の部分を伸縮させて高さを変えることができるので そのままリフトにも乗れて、スキー場のスタッフも何も特別な対応は不要。さすがスポーツ大国フランスのtessir社製。その完成度たるやMade In Japanを貫く弊社のスタッフも脱帽!!
いよいよ弊社の金山も試乗一番乗り。見よ!この満面の笑み。66歳の子供である。
しかし、滑り始めればそこは玄人はだし!!その一体感はなかなかのもの。
私も1500Mの滑走を体験。お尻でエッジングを感じる感覚はとても新鮮で、その滑りはサスペンションのおかげでお尻でパウダーを滑る感触?また、パイロットとの一体感とあいまってその疾走感にはまってしまいました。
ata Allianceと弊社の仲間たち。このアウトドアアクティビティの楽しさを共有できる仲間を垣根無く作ることができたらと感じさせられた1日であった。
私の冬のアクティビィティに欠かせないウエアが、ポリゴン2ULジャケットとパンツ。
薄手ながらアクティブインサレーションとして動いても蒸れず、リンクベントによる温度調節も容易なため、暑がりの自分には頼りになるウエアだ。