山々が真っ赤に染まる絶景をもとめて、finetrack女性社員2人で東北地方へ行ってきました。
初めに設定した目標は2つ。
(1)とにかく絶景の紅葉を見ること。 (2)日本海に沈む夕陽を白神岳山頂から見ること。
それ以外は予定も立てず、山道具一式を車に積んで、ぶらりみちのく二人旅。
東北を色々回りたいと思っていましたが、白神山地と八甲田山(と、温泉と地酒)にがっつり魅了され、5日間青森満喫のまったり旅となりました。
【山行日】2016年10月15日~17日
【1・2・3DAY】白神岳縦走
1日目: 十二湖 →崩山 →大峰岳 →白神岳避難小屋泊まり
2日目: 白神岳 →蟶山 →白神岳登山口駅
仙台空港から一気に北上し、弘前市内にある風情豊かな銭湯「長寿湯」に立ち寄ってから、白神山地へ。十二湖からスタートし、蟶山方面へ縦走する予定だ。
十二湖は観光地なのでとても整備されている。前日の雨の影響なのか、残念ながら湖は濁っていた。本来はコバルトブルーの大変美しい湖らしい。
十二湖の登山口をすぎるとすぐにブナの巨木が現れた。原生林が大変美しい。
「コンコン」と音が響く方向を見てみれば、アカゲラの可愛らしい姿が見れた。
標高が上がる度に、ブナが黄色く染まり美しい紅葉が現れた。見渡す限り、黄色と赤色に染まっている。
目標①「とにかく絶景の紅葉を見る」早々と達成。
豊かな自然にテンションが上がるも、前日の雨で登山道は結構ぬかるんでいる。所々荒れている場所も。滑りそうになる度に大騒ぎしながら、崩山・大峰山を越えていく。
白神岳避難小屋が見えてきた。
仙台から来られた先客が一人。山の会話で盛り上がり、東北の山の素晴らしさを教えて頂いた。
目的の夕陽まではまだ早い。
小屋内でしばらく待機。
今日は天気も良いし、空気も澄んでいる。きっと素晴らしい夕陽が見れるはずだ。
目標②「日本海に沈む夕陽を白神岳山頂から見る」達成。
天候に恵まれ、見事な夕陽のショーが始まった。
日本海が真っ赤に染まり、背後には満月が出てきて岩木山を照らす。
あまりの美しさ(と寒さ)に声も出ず。
避難小屋に戻り、山麓で購入した新米を炊く。
ご飯が炊ける香りは、何でこんなに幸せを感じるんだろう。今日は紅葉も、素晴らしい夕陽も楽しめた。
よし!この勢いで明日は朝日を見よう!…と、2人で心に固く誓いあって就寝。
…目が覚めたら、太陽はすでに高く昇っておりました。
お世話になった避難小屋を掃除し、白神岳登山口駅に向けて出発。
十二湖に停めた車に戻るため、電車に乗らねばいけない。電車は1日5本なので乗り遅れたら大変だ。
駅に無事到着。
ここから電車で十二湖駅に行き、バスで十二湖へ戻り車を回収する。
旅の前半が終了!
次の目的地は、温泉地が豊富で、紅葉が見事らしい八甲田山周辺へ決定。
八甲田までの道すがら、偶然見つけた地元のお祭りに参加して名物のイカ焼きを食べ、名湯「不老不死温泉」「岳温泉」に立ち寄り、地酒を購入し、産直のリンゴを買い、ちゃっかりと青森を満喫。
【4DAY】八甲田山
八甲田山登山開始。酸ケ湯温泉から仙人岱、大岳、毛無岱を回り酸ケ湯温泉へ戻る一般ルートを行く。
見渡す限り、山が真っ赤に紅葉している。どうやら紅葉のベストシーズンに来れたようだ。
仙人岱までは景色も良く見えていたのだが、頂上に近づくにつれ、ガスと強風に苛まれた。
晴れていれば山頂から360度の展望が楽しめたはずだが、今回はおあずけ。
毛無岱からは天気も回復して青空が見え始めた。
再び紅葉の中を歩く。
お昼には下山したので、酸ケ湯温泉を堪能し、青森市内へ今晩のご飯を買いだしにいく。
青森市内でゲットした地酒・お刺身・いくらetc…
テント内にてプチ居酒屋開店!!!
どれもこれも美味しくいただきました。
最終夜なのでのんびり、まったりと秋の夜長を楽しむ。
【5DAY】
最終日は秘湯・谷地温泉に入り、古い街並みが美しい黒石の酒蔵に立ち寄り、青森といえば忘れちゃいけないリンゴ畑を見学し、一路仙台空港へ。
あっという間に5日間が過ぎ、楽しかった青森山行(&観光)が終了しました。
秋の東北の山中は、朝晩は寒くなりますが、日中は晴れていればとにかく暑い!そんな今回の山行で大活躍だったのがシルクスピンコンフォ®ロングスリーブ。大量の汗をかいても、すぐに乾燥してくれて大変快適でした。
しかもシルクならではの優しい肌触りもとても気に入ってます。