昨年の2月、始めて羊蹄山に登り、最高のパウダーを滑り幸せでしたが、その時は一番のスキー仲間がノルウェーに引っ越したばかりで参加することが出来ず、どうしても一緒に滑りたいと思い続けていました。

そして今年はその友人も休暇を取って日本に来ることが出来、一緒に羊蹄山を滑ることが出来たのです。

ニセコに到着して驚いたのは、その雪の少なさ！！

今年は異常に少なかったですが、気温が低い日が続いていたため、雪のコンディションは良かったです。でもわざわざ海外から来た友人に、最高のパウダーを味わわせてあげたいという希望は叶えられそうにない状況でした。

しかし2月15日は奇跡的に、前夜に思った以上に積雪があり、15日当日も午前中は降り続き、それほど深くはないにしても、とても良いパウダーを味わうことが出来ました。
何度も山の神様に感謝しながら、雪と、山と、仲間との素晴らしい時間を堪能しました。

みんな子供のように、笑いながら滑ってる。

12年前からはみんなすっかり歳を取ったし、体力が落ちてるメンバーがほとんどで、すっかり中年なんだけど、あの頃と変わらず、ただ楽しんで、静かな雪山に笑い声や雄叫びを響かせながら、登ったり滑ったり。

あぁこうして、みんながもうヨボヨボで山には入れなくなるまで、毎年ずっと楽しんでいたい。

また来年も、羊蹄山の神様が私たちに微笑んでくれますように。

マルチアクティビティプレイヤー
丹羽 薫

国内外の大自然と会話をしながら、マウンテンランニング・登山・バックカントリースキーと、その瞬間のベストな遊びで「完全な自由」を探求するマルチアクティビティプレイヤー。
その活動は同性から高い支持を集める。
また自他共に認める愛犬家の一面も。