DRY LAYERING ドライを重ねる 5レイヤリング

投稿者: 天玉 亮 ■写真:高木・中山・天玉

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スタッフの遊び記録
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GWの長期連休を利用して東北BCスキーツアーを計画。神戸から出発し月山・湯殿山エリアのツアーを挟んで、八甲田に入った。今年は雪が多かった影響なのか木々の芽吹きが遅く、グリーンシャワーの下での滑降とはいかなそうだが、赤倉岳・高田大岳をつないで滑るコース取りへの期待を胸に出発した。

■コース:山頂公園駅(田茂萢岳)→赤倉岳→高田大岳→谷地温泉バス停
 ※縦走ツアーにつきバスでの移動が必要となります

■アクティビティ日:2017年5月5日

まずは八甲田ロープウェーを利用して山頂駅まで移動。快晴の春の八甲田とあって、多くの観光客やスキーヤー・ボーダーで賑わっていた。まずは山頂公園駅(=田茂萢岳)周辺の広大な雪原を通り過ぎ、赤倉岳へ。

緩やかな雪原ツアーを楽しんでいると稜線手前からは雪がなくなり、担いで夏道を登攀することに。

なおロープウェーのある北八甲田山岳スキーエリアには林を切り開いてポールやテープ、指導板などが標示されているスキーコースや、自然状態の大斜面や林間などを楽しめるスキールートが複数に渡り設定されている広大なエリアとなっている。いずれのコース、ルートを選ぶにしてもスキー場では相応の準備、注意を促している。

稜線まで上がっても担ぎが続き、赤倉岳から滑るまでの区間はスキーツアーというよりも登山の様相を味わいつつ行動。

赤倉岳の東面に到着。目下の斜面に早く滑り込みたい気持ちを抑えつつ滑降準備。

山頂から広がる斜面を自由に滑る。

八甲田の最初の1本を楽しんだ後は高田大岳に向けて高度を落としすぎないように注意しながらトラバースで進む。箒場帯ルートを外れ、小岳と高田大岳の鞍部付近の樹林帯で昼食タイムとした。

高田大岳までの登り。これはなかなかの斜度だった。

赤倉岳同様、山頂手前からは担ぐことになったが雪のなくなるところで夏道に取り付けたので比較的容易に山頂に到着できた。金山曰く、「この夏道を見つけられないと空中戦を繰り広げることになって、えらいことになるんだよ」と笑っていた。

山頂。担いだままもう少し先まで進み、最後に夏道をわずかに外れた場所に滑り出すポイントがある。ここを発見できないとせっかく登ったのに担ぎで下り過ぎてしまう。せっかくなら出来るだけ長い距離を滑らないと!

高田大岳からの滑り①

高田大岳からの滑り②

滑ったばかりでテンション高く、高田大岳の斜面をバックに記念撮影。

山麓周辺は高度差は少なくなってくるものの入り込みたくない谷筋に注意しながら進む。ロープウェー駐車場から山麓反対側の谷地温泉バス停に到着。この後、バスで駐車場に戻る。

八甲田の春スキーツアーを大満喫した。

快晴の残雪期。登りで汗をかき、稜線や滑降で風を受ける環境下で、かつ厳冬期ほど外気温が低くない春スキーではスキンメッシュ®がちょうど良い。肌に汗を残さないドライレイヤー®を着ることで汗冷えを防ぎ、さらりとした着心地のまま行動し続けることができる。

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