大井川リバーSUPから、南アルプス大菩薩嶺、北アルプス乗鞍岳、美ヶ原と100名山のお手軽3座を制覇。安曇野では万水川の清流リバーSUP、白馬エリアの青木湖で早朝SUPと犀川リバーSUPツーリング。本州を太平洋から日本海まで南北に貫き、川と山に遊ぶロードトリップを敢行。
【アクティビティ日】2017年8月11日~16日
夏休みくらいは猛暑の関西を離れて涼しい所でアウトドアしたいと、アルプス方面での遊びを計画。しかし、全国的な雨予報が続いているので、濡れが気にならないリバーSUPからスタート。名神・新東名の渋滞が始まる前の早朝に自宅を出て、最初の目的地の大井川に到着。
川沿いを走る大井川鐵道は、トーマス号やSLの観光列車が目当ての家族連れでにぎわっている。大井川鐵道を回送に利用して、8/11は塩郷ダムを挟んだ下流側、8/12は上流側のコースでダウンリバーを行う。連日の雨でこの日のダム放流は通常の3倍。平たい砂利の川床を早い速度で進む、ミルクティー色の濁流の中でのハイスピードツーリング。曇り時々雨で湿度・気温共に高めという天候だったが、フラッドラッシュにカミノショートパンツというウエアリングで、蒸れを抑え、濡れても寒さも感じずに快適に過ごした。
大井川で雨の2日間を過ごした後、中央道を北上、山梨県に入る。8/13の曇りの天気予報を信じて100名山の南アルプス大菩薩嶺でライト登山。
山頂を踏む頃に雨が降りはじめたが、スキンメッシュT+ドラウトエアのレイヤリングの上に、エバーブレスレグンを着用し雨をしのぐ。生地の透湿性とリンクベントの活用で不快感なく下山。しかし痛恨のインキーで、そぼ降る雨の中、ロードサービスを待つ。その間はザックに入れておいたドラウトセンサーとポリゴン2ULが役立ち、難なくこれを乗り切ることができた。
さらに北へ、長野県に入り松本を経て乗鞍岳へ。8/14の朝を乗鞍高原駐車場で迎える。混雑を予想し早朝のシャトルバスで登山口まで。夏休み4日目にしてようやくの晴天となり、雲間から切れ切れ見える眺望と、青空を背景に高山植物を愛でて、お昼にはショート登山が終了。
午後には、100名山をもう一座、美ヶ原をハイク。今にも降り出しそうな不安定な天気であったが、気温の上昇を見込んで着用したラミースピンドライとカミノパンツの組み合わせに加え、ザックに入れたドラウトセンサーで高原の涼しい気候に上手く順応できた。
8/15は、涼風吹く安曇野で、万水川・犀川をダウンリバー。水路のような万水川をわさび園まで進み、支流の蓼川を少し遡ると、湧水の澄んだゆったりした流れにたなびく水草が美しい。観光名所ということで、水車小屋とラフトを改造したグラスボートで賑わっている。蓼川の緩い流れを浮かんで、再び万水川に戻る。
ジャングルクルーズのような緑のトンネルを抜けると一気に景色が開け、犀川に出るとゴールは間近。この日は水温は比較的低めだが、落水の心配はほとんどなく、フラッドラッシュにカミノショートパンツで快適だった。
安曇野から白馬へ北上。翌8/16の早朝は、当地でガイドをする友人の案内で、国内屈指の透明度を誇る青木湖のレイクSUP。
幸い雨も止んで無風の鏡のような水面を滑るように漕ぎ進む。
午後からは、大町から信濃新町間の犀川でダウンリバー。早い流れが削った深い渓谷とダイナミックな高い波を愉しんだ。気温が高めであったが、下ったことが無い瀬がある区間だったので落水の可能性を考慮して、ラピッドラッシュを選択。適度な防風性を備え、かつ濡れても水切れが良くいので、寒さもオーバーヒートもなく、テンポよく漕ぎ切ることができた。
帰路は渋滞の東名・名神高速を避け、迂回して新潟県の糸魚川から、暮れゆく日本海を眺めつつ北陸道をひた走ってその日のうちに帰宅した。
夏のパドルスポーツでは、気温が高く蒸れが気になるシーンにはフラッドラッシュ®を、気温や水温が比較的低めのシーンでは高密度ニットで適度に防風性を備えたラピッドラッシュ®をそれぞれ使い分けます。同じく100洗3級の耐久撥水のカミノショートパンツとの組み合わせがベストマッチングです。