DRY LAYERING ドライを重ねる 5レイヤリング

投稿者: 根本 勇哉

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スタッフの遊び記録
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駿河湾の美しい西伊豆で、finetrackの神戸スタッフ2人×東京スタッフ2人が合流してクライミング。神戸組が移動にかけた時間はなんと車で7時間。その甲斐あってか、天気は快晴、しかも貸し切りで海金剛・スーパーレイン(7p 5.10a)を満喫することができた。せっかくなので神戸の2人にオールリードでトライしてもらった。
■登攀日:2018年11月17日
■メンバー:相川、清水、佐藤、根本

朝7時に雲見オートキャンプ場で待ち合わせ。久しぶりの再会をよろこぶ。富士山が裾までしっかり見えるほどの快晴に気分も上がる。

ところがキャンプ場管理人の方から「秋の台風でアプローチ道が崩壊して行けないよ」と出鼻をくじかれる。せっかく来たのでダメもとで行ってみることに。FIXを張れるように多めにロープを持つ。8時2分、アプローチ開始。

以前来た時よりも倒木が多くしかも正規ルートよりも少し悪い道に入ってしまったが、とくに問題なくアプローチ道を進む。

8時53分、懸垂地点。FIXされた残置ロープがあるのでそれを使って降りる。

中央稜を越え少し登るとすぐにスーパーレインの取り付きへ(9時15分)。登攀具を装備してクライミングの準備開始。

若い2人も楽しそうにトポを再チェック。今回は神戸組の2人をトップに、2人×2組で登る。

9時47分、クライミング開始!

1ピッチ目終了点間際、怖いスラブのトラバース。続く2ピッチ目は歩き。

3ピッチ目、ここから5.10aが3ピッチ続き、いよいよクライミングらしくなる。

4ピッチ目。右上するクラックと、上部の微妙な広さのクラックがいやらしい。

4ピッチ目終了点から下を覗き込む。

振り返れば駿河湾。海に見とれてのんびりしていたら時間がなくなってきた!急いで5~7ピッチ目を上がる。

無事頂上へ。急いでいたため残念ながら集合写真はなし。神戸の清水くん、ナイスクライミングでした!

14時47分、慌てず速やかに下降開始。50mロープ2本の場合、3回懸垂、歩き(2ピッチ目)、1回懸垂で取り付きに戻ることができる。

スーパーレインは終了点がしっかりと整備されているため下降も安心。

下降時は肌寒くなってきたのでピコバリアを着用。

釣り人を乗せた船が横切る、のどかな西伊豆の海。

取り付きに戻り、ぎりぎりヘッデンを出さずに雲見オートキャンプ場へ帰還。キャンプ場は家族連れが多く、とてもにぎわっていた。

駿河湾に浮かぶ月。1日中本当によい天気にめぐまれた。

最後に道の駅「伊豆のへそ」で集合写真を撮って解散。
みなさんおつかれさまでした!次回のコラボクライミングは東京組が名張に行きますね!

写真左から、相川、佐藤、清水、根本。

 

クラッククライミングは岩との摩擦で衣類にダメージを与えやすいため、ナイロン+綿でできたパワードスパンが相性抜群だし、トルネードパンツはただ伸びるだけではなく、生地にコシがあってかなり丈夫。
この2つは、どちらもウエアのダメージを気にすることなくクライミングに没頭するための定番アイテムだ。

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