記録的な暖冬の今シーズン。
ようやく届いた雪の報せに、降り積もる雪を想いつつ私達は東京を後にしました。
現地で神戸のスタッフ達と合流すると、出迎えてくれたのは、ブナの疎林に守られたディープでドライな信州パウダー。
雪不足故にゲレンデ練習を続けていた私達にとって、パウダーの中にはどこまでも自由が広がっていました。
■アクティビティ日:2020年2月8日
林道を抜けるとすぐにナイスパウダーを期待させるコンディションが目に飛び込んできました。
厚い雲に包まれた空模様が、日射しからパウダーを守ってくれました。
ここでトレースとはお別れ。誰も居ない斜面を目指します。
ラッセルお疲れ様でした。ブナ林に入り、お楽しみタイムに備え滑走準備を始めます。
滑走開始!!!
ダイナミックに身体を上下させて滑るテレマークでは、雪面に近づけば近づく程パウダーを感じられます。
私はメンバー7人のうち、唯一のアルペンスキーヤー。
こんなにもテレマーカーに囲まれる機会はこれまでなかったので、なんだか不思議な気持ちになります。
適度なブナの疎林が、パウダーと自由な滑走ラインをもたらしてくれます。
パウダーの喜びを全身で表現してくれました。
パウダーによる全身浴。暖冬の今シーズンですがここまで持ち直してくれました。
ブナに身を寄せひと段落。登り返してのもう1本に備えます。
本日最後の滑走!!オープンに近いブナ林を滑り抜けました。
激しいラッセルから、快適なスキー滑走。
運動の緩急が大きい山スキーではラッセルでも蒸れず、滑走時に体温を奪う風をシャットアウト出来る対候性と、相反する性能が必要となる。
そんな時でもずっと着ていたいシェル。