いま持っているレインウエアは2レイヤーで、半袖の腕にまとわりついたり、シャカシャカ音が気になったり、けっこう蒸れたりしました。肌は濡れてないはずなのに、濡れている感じがして不快で、早く脱ぎたくて脱ぎたくて、歩いていてもストレスでした。蒸れにくくて、着心地が良くて、着続けられるレインウエアならぜひ試してみたいと思いました。身長の低い(152センチ)の私には、パンツにショート丈があったのも大きかったです。(by 江原さん)
お名前:江原 久美子さん(40代 女性)
アウトドア歴:6~9年
好きなアクティビティ:登山/雪山登山/釣り
これまで着用してきたレインウエア:2着
1.ストレッチの効いた柔らかい素材で着心地と動きやすさが良い
2.早朝や昼間の温度差があっても蒸れずに快適。ジャケットとパンツにきちんと機能するベンチレーションがあるのが良い
3.軽くてストレッチが効いているのでレインウエアだけではなくアウターとしてどんなアクティビティでも一年中活躍してくれそう
水芭蕉が見頃の尾瀬と、雨の丹沢で渓流釣りをしてきました。
梅雨時期なのに、こんなときに限って晴れ続き。雨はしばらく望めそうもないので、それなら晴れの中でも、どう着られるか?蒸れないか?風は防げるか?などをいろんなシーンで試そうと思いました。
尾瀬には2週連続で訪れることに。前の週には尾瀬ヶ原から尾瀬沼まで、約30キロを歩きました。水芭蕉が素晴らしく綺麗でした。帰ってきて「また行きたい」と思っていたところ、天空の木道という素敵なルートがあると知り、また足を向けました。
アヤメ平を目指し、スタートの鳩待峠から2時間と少し、緩やかな登りで標高1900mの中原山に到着。そこには絶景のアヤメ平が広がっていました。
登山は運動のため、鍛えるため、と言う方もいますが、私は一番に癒しと、静けさの中に心を置きたいという想いが強いので、出来るだけ余裕を持った行程で、ゆっくり写真を撮りながら歩きます。
小屋で寛ぐ時間も至福の時間ですね。晴れの清々しい空気の中、また新しい尾瀬の風景を楽しむ事が出来ました。
まず色が良いですね!青空の色。
最近アースカラーのウエアが流行っていますが、山ではやはり何かあった時に見つかりやすい色が良いと思います。
早朝は8℃くらい、昼頃は25℃くらいと気温差はかなりありましたが、ジャケットにもパンツにもある広く開くベンチレーションのおかげで蒸れることもなく、一度も脱がずに過ごせました。15℃以上の温度差でも着続けられた事には本当にびっくりです。
小雨で湿度も高く気温が24度くらいの丹沢での渓流釣りでも、ずっと着続けていられました。標高が低くても高くても雨の時はレインウエアを着なければいけないので、蒸れずに快適なのはとても助かります。
尾瀬に多い階段でも、足の上げ下げはスムーズで窮屈感はありません。ザックを背負う時もストレッチが効いているためか、ツッパリ感も無く、ヨレも少なかったです。パリパリのレインウエアだとザックを背負った後に、ヨレを直すのにひと手間掛かっていましたが、そのストレスが軽減されました。
パンツを脱ぎ着する時にも、ストレッチが効いていて、ファスナーも大きく開くので、靴を履いたまま、スムーズに脱げて楽でした。
フードの大きさも丁度良かったですね。ヘルメットの上からでも被れる大きさではあるものの、大き過ぎて背後でもたつく事もないです。
ただ、ジャケットのフロントファスナーがダブルだともっと良いと思いました。バスや電車、車での移動時間、休憩中など、座った時に首周りがぐっと上がってきてしまったり、腹部のあたりがもたついたりなど、見た目がよくなく、窮屈さも感じました。
カタログの文言みたいになってしまいますが、やはり雨でも晴れでも、どんなシーンでも使える!全天候型だと思います。アウターシェルを夏に着るという感覚はなかったのですが、着てみると風による冷え対策や、日焼け防止にもなります。レインウエアは、もう、雨の時の御守りとして持つものではなくなりました。
ファイントラックはガッツリ登山の人向けなイメージがありますが、ハイキングメインの女性でも気軽に着て欲しいですね。本当に着心地が良いので!
生地のストレッチ性を活かしたパターンにより実現するスリムシルエットは、足元が見やすいので岩場の下りなどでちょっと足もとが見づらいようなときにも安心。見た目もすっきりと足がきれいに見えるのも嬉しいポイント。