DRY LAYERING ドライを重ねる 5レイヤリング

7/92021

「体温調節を制すものは、登山を制す」長田昌毅さんモニターレポート

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カタログでエバーブレス®レグンを知り、レインウエアには通常あまりみられないベンチレーション機能や、この素材でのストレッチ性に興味を引かれました。さらに、軽いのに岩登りでもガシガシ使えるということで、ぜひ使ってみたいと思いました。(by 長田さん)

お名前:長田 昌毅さん(30代 男性)
登山歴:10年以上
好きなアクティビティ:登山/雪山登山/クライミング
これまで使用してきたレインウエア:2着

私が感じたエバーブレス®レグンの良かったところ

1.ベンチレーションの絶妙な位置
2.軽さと強度
3.ストレッチ性

晴れていても稜線に出ると

6月上旬に1泊2日で、中房温泉から燕岳〜大天井岳〜常念岳を縦走しにいきました。天候は1日目晴れ、2日目曇り後晴れ。

メンバーは私と友人の二人。1日目は4時過ぎに目を覚まして、予定通りに6時前に行動開始。登り始めは北アルプス三大急登を実感しましたが、山に体を慣れさせるように歩き続けます。

ペースよく歩き続けて合戦小屋を越え、森林限界を超える頃には気分が高揚しきっていました。少し見上げれば燕山荘と燕岳の頂きが覗ける位置まで来ました。

「今日はレインウエアの出番は無いかもしれないな、モニターは別日かな?」などと私が言うとすぐに友人が「稜線に出れば風が出るからウィンドシェル代わりに着れるよ」と言いました。

まさにそのとおりで、稜線に出た途端に風が抜けて、汗で濡れた体を一気に冷やしはじめました。

2日間着続けられたベンチレーションのいい仕事

これはいかんと思いすぐさまエバーブレス®レグンを羽織るとピタッと風を抑えてくれました。さすがというか、ウィンドシェルとしての機能はバッチリでした。

そこから荷物を置いて燕岳の山頂を目指します。しかし、風が吹いているとはいえ頭上には太陽が燦燦と輝いておりエバーブレス®レグンを着ていては汗ばんで蒸れてしまいます。

はっと思い、両脇にあるベンチレーションを少し開きました。開き具合でうまく風を取り込み瞬時に体温が調整できました。「これは凄いぞ!」と友人に自慢しながら、逸る気持ちを抑えながら山頂に辿り着きました。

結局、2日間の稜線ではエバーブレス®レグンをずっと着たままで一度も脱ぐことがありませんでした。ベンチレーションが思った以上にいい仕事してくれたので驚きました。


急登や階段、ハシゴなど、いつものレインウエアだと少し動きづらい様な場面でもストレッチ性でそれを感じなかったことも着続けられた理由ですね。

友人も驚きの雨天の蒸れなさ具合

前回は晴天だったので、今回は雨天を狙って地元である赤城山の黒檜~駒ヶ岳ルートへ。狙い通り、前日から続き一日中雨で、気温も上がりきらない天気でした。

登りだして10分程で、急登によりあがった体温を開放するようにリンクベントを全開にして体温調節をしました。相変わらずの使いやすい位置に満足です。樹林帯で風がなくても、程よく蒸れを解放できて気になっていた雨水の浸入もなく快適でした。


ウエアを脱いで内側の蒸れ具合を確認したところ、上半身は多少汗によって湿っていたものの、下半身に関してはインナーに履いていたズボンもサラサラで、いっさい蒸れていませんでした。これには一緒に行動していた友人も驚いていました。

ただ、フードのドローコードが後ろにあって少し固く、調整しづらかったです。行動中にサクッと最後の微調整ができるとありがたいと思いました。


全体的に雨の中、うっすら白い霧の中での行動でしたが、普段とは違う「雨音」を聞きながらの登山を楽しむことができました。

開け閉めがいっさい苦にならない

エバーブレス®レグンの最大の良さは、ジャケットとパンツにあるベンチレーションです。
レインウエアとして着ている時も、ウィンドシェルとして着ているときもこの換気システムのおかげでストレスなく行動を続けることができました。


登りでは開けて、休憩時に閉めて、行動開始でまた開けて、稜線にでて閉めて・・・

2度にわたる試着で何度もこの行動を繰り返しましたが、開け閉めが一切苦にならないです。行動しながらずっと頭に浮かんでいたいた言葉は「体温調節を制する者は、登山を制す」でした。

 

 

エバーブレス®レグンの特長

スムーズに開閉できるベンチレーション

ウエア内の蒸れを一気に解放できるベンチレーションをジャケットにもパンツにも装備。

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