finetrackスタッフの、季節のフィールドでのお気に入りアイテムを定期的にご紹介。
今回は、finetrackのウエアの中でも、スタッフの愛用率が最も高いアイテムのひとつ「フロウラップ®」。山から海まで活躍しているその所以を、各々のスタッフが語ります!
記事: finetrackスタッフ
山から海まで各々あらゆるアクティビティをしているfinetrackのスタッフ中でも、特に愛用率が高いアイテムがあります。
それが、L4ミッドシェル®「フロウラップ®」。
その着心地と使い勝手の良さから、残雪の登山やBCスキーはもちろん、夏のアルプス縦走、トレイルランニングに自転車、クライミング、シーカヤックに海釣り、はたまた普段使いまで…オールシーズン・オールアクティビティに使える、といっても過言ではありません。
機能開発室 田中 由希子
春夏秋冬、全ての季節で活躍してくれる「フロウラップ®」。
どんなアクティビティにも対応できる汎用性がありますが、私が特にフロウラップ®の良さを感じるアクティビティは、残雪期のバックカントリースキーです。
中でも特筆すべきは、「高いストレッチ性」と「透湿性」。
アウターシェルで感じるようなツッパリ感がなく、やわらかな着心地なので、ハイクアップやターンで大きな動きをしても、快適に滑走を楽しめます。
また、晴天で暑い時、通常のシェルだと蒸れて脱ぎたくなりますが、フロウラップ®は十分な透湿性によりムレ感がないので、私はずっと着続けています。着続けているから、稜線で突然寒い風に吹かれても問題なし!
完全防水ではないとはいえ、メンブレン入りの耐水生地と表生地の撥水性で、多少の雨・雪にも対応でき、まさに手放せないシェル。
使ってみないとわからないとよく言われる「絶妙」な着用感、ぜひ多くの方に体感してほしいです。
企画開発課 相川 創
2019年に遠征で訪れた9月のエルキャピタン・ノーズ(米国・ヨセミテ)。全ての装備を荷揚げしながら5日間にわたっての登攀になるため、装備は厳選を重ねた。フロウラップ®は念のための防寒着として持参したが、結果として思った以上に活躍した。
この時期のヨセミテというと、かなり暑いイメージを持つかもしれない。確かに昼間日が照ると灼熱なのだが、夜になれば特に壁の上部では実は一ケタまで気温が下がる。加えて、とにかく風が強い!
この風が思った以上に体力を奪うので、フロウラップ®の防風性がありがたかった。
大量にギアを身に着け、ハーネスも締めているのでウエアの着脱はかなり面倒。フロウラップ®は蒸れにくく動きやすいので、本当に暑い下部以外ではほぼ着っぱなしだったと記憶している。
他のウエアにはない、防風性の高さとムレ感の少なさ、ヨコストレッチ220%※の動きやすさからくる「絶妙さ」で、もちろん海外のビッグウォールのみならず日本でのアルパインクライミングからBCスキーまで、1年中活躍している。
※JIS L 1096 B1法
直営店HIBIYA HUT 井澤 陸
フロウラップ®は、サイクリングの防風対策で愛用中です。
サイクルウエア1枚では寒い時期や、強い風を全身に受けながら一気に下るヒルクライムの下りではフロウラップ®の防風性は心強く、そしてベンチレーションを開ければムレも開放できるので重宝しています。
また、コンパクトに収納できることも気に入っている点のひとつ。
私は日帰りのツーリングの持ち物は、サドルバッグのパンク修理キットを除いてサイクルウエアの背面ポケットに入るものだけに絞り、身軽な自転車ライフを楽しんでいます。そのため、背面ポケットにコンパクトに収納できる「フロウラップ®」を選んで着ています。
またサイクリング中にコンビニへ立ち寄ったり観光地を散策する時にも便利。レーシーなデザインのサイクルウエア1枚だと店内や観光地では目立ってしまうのですが、シックなカラーとシンプルなデザインのフロウラップを上から羽織ってしまえば街になじめ、人目も気になりません。
なお、私は登山と併用しているためフーディを使い、サイクリング中はフードを背中に丸めて入れたりと工夫しています。自転車用がメインの方は、フードのバタつきが邪魔にならないジャケットがおすすめです。
eコマース課 岩出 赳
秋~春にかけてのカヤックフィッシングでは上下ともフロウラップ®を着用している。
山でも着用するが、実は海での出番の方が多い。
沖に出たときの遮るもののない風、パドリングや波で被る飛沫、激しいロッドアクション。
これ以上ないくらいフロウラップ®が活躍する場面だ。防風性はもちろん、耐水性のある生地を使用しているため飛沫程度では水が浸みてこない。
なによりロッドアクションで起こる衣擦れの音が気にならず、ストレッチするからパドリングにストレスがない点が良い。ただでさえシビアなフィールド、釣りに集中する為にフロウラップ®以上のウエアはない。
耐水性のある生地とはいえ、生地の継ぎ目にシーム処理をしていないため降雨時はお勧めできないが、それ以外の場面では文句なし。キャストなど動きのある陸の釣りでも活躍するので、あらゆる釣り人に試してほしい。
eコマース課 岩井 茉莉子
シーズン真っ盛りの残雪期登山やBCスキーで活躍しているのはもちろん、1年中ほぼすべての山行で使っています。
もちろん夏山でも標高の高い山では欠かせないアイテム。暑がりのため大半は半袖で歩いていますが、曇ったりレインウエアを着る程でもない霧雨、風が強くて寒いときなどにこのフロウラップ®を羽織っています。
稜線の強い風をしっかり防ぐ防風性がありながら、着たまま歩いてもムレをほとんど感じず「ちょうどいい」体感温度を保ってくれ、そしてシェルでよくあるガサガサ・ゴワゴワ感や肌に触れる部分のベタつき感もなし。
フロウラップに出会う前は、軽量化のためにレインウエアを防寒・防風着として使っていましたが、レインウエアでは成し得ない、この「絶妙」な着心地にはまり、今では荷物を増やしてでも必ずフロウラップ®を持っていきます。
(結果的に行動、テント場、就寝中もずっと着ているので、夏山で天候が安定しているときは防寒着のインシュレーションの出番がないこともよくあります!)
登山はもちろんスキー、海釣り、キャンプや海外旅行まで、あらゆるシーンで1年中フル活用。間違いなく、私史上最も活躍しているアウトドアウエアNo.1。
「夏のアルプスを、存分に・快適に楽しみたい!」と思っている方。この「絶妙さ」、ぜひ味わってほしいです!
ミッドシェル®専用設計の「エバーブレス®エア」メンブレン採用で、優れた防風性と透湿性に加え、優れたストレッチ性によりしなやかな着心地を実現。
その「絶妙」な着心地で、シーズンを問わず、様々なシーンで活躍する一着です。