DRY LAYERING ドライを重ねる 5レイヤリング

投稿者: 三宅 毅 ■写真:山原・三宅

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スタッフの遊び記録
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季節外れの大雨。近場でツーリングする予定だったのを急遽変更して、真冬に3月並みの暖かさを記録した紀州・日高川へ。

■アクティビティ日:2023年1月15日

和歌山県中部を流れる日高川は、少なくない数のダムがあるが、上流から下流まで、コースがいくつも取れ、パドリングに適した川。


プットイン地点

第一候補だったコースは、椿山ダムのバックウォーターが上がっていて、コース後半部分が消失。これには固執せず、上流、旧龍神村内のコースへ。ホワイトウォーターセクションが終わったところからプットイン(スタート地点)する。


快調な漕ぎ出し、心地よい速さで流れる

この日は水量が十分で、龍神温泉を流れる激しいホワイトウォーターセクションも可能だったが、今回はSUPでツーリングというのがコンセプト。


所々で瀬が現れる

そうは言っも、清流だけではなく、瀬下りのちょっとしたスリルが欲しい。


何度やっても瀬をクリアするとホッとする

ここは、狭く曲がりくねった雰囲気の良い渓谷と、ハード過ぎない程度の瀬がいくつもあるお誂え向きのコース。


コンスタントな流れが先へと誘う


水中の岩にあたらないように細心の注意を

宮代の吊橋を過ぎると、流れはやや広くなり瀬も徐々に易しくなってくる。


目印の吊り橋

この日の水量だと瀬の落差は少なくなっており、ルートも広め。前回避けきれなかった岩が入り組んだ瀬も、今回はするっとクリア。

後半にある大きな瀬

心地よい流れに運ばれるまま、瀞場を漕ぎ進む苦労もなくテイクアウト(ゴール地点)に到着。


終盤は広大な風景の中を流れる

ビギナー向けではないが、ホワイトウォーターのステップアップや、中上級者のツーリングには絶好のコンディションだった。


SUPは視点が高く、瀬の先まで見通せる

※デポする時の駐車で私有地を避けることや、漁期など、地元への十分な配慮が必要

【当日のデータ】
水量:龍神0.87m, 椿山ダム流入55-46t
プットイン:龍神小学校前
テイクアウト:田辺市役所龍神支所
距離:14.8km
時間:2時間
グレード:2.5級

遊びのMVPアイテム

完全防水のドライスーツ(他社品)のインナーとしてfinetrack商品でレイヤリング。「L1:ドライレイヤー®ウォーム」+「L2:メリノスピン®ライト」のドライレイヤリングが汗を処理して濡れ冷えを軽減。その上に「フラッドラッシュ®」を重ねることで、ドライスーツ内の結露によるL2の濡れを防ぎ、かつ嵩高もあるため保温着として十分に機能してくれる。

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