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登山道整備のトークイベント Vol.3となります。
登山道の整備、維持、荒廃の過程を知ることで、
従来とは異なる登山道の見え方、歩き方、登り方、走り方、考え方を
するようになったら、山がもっと楽しくなるかもしれません。
登山道を現場で整備するだけでなく、荒廃のメカニズムを学んだ上であれば、
山での1つ1つの行動が変わって、それが登山道の支援につながる可能性を秘めています。
その最初の一歩を一緒に踏み出しませんか。
大好きな山のこと、自然のこと、一緒に考えてみませんか。
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<6月 トークイベント 概要>
第一部 小島慎太郎氏(株式会社YAMAP)
「YAMAPがトレイル整備や森づくりを応援するワケ」
第二部 高橋知砂氏(北杜山守隊)
「近自然工法の発想でつくる持続可能なトレイルの取り組み紹介」
第三部 沼野寛氏(木島平村観光振興局)
「100年先もおもしろいトレイルのため、官民タッグで動き出した奥信濃の今と未来」
第四部 一瀬圭介氏(安達太良・吾妻 自然センター)
「東北で最も登山者が訪れる安達太良山が直面する2つの課題」
第五部 トークセッション
小島慎太郎氏(YAMAP)、高橋知砂氏(北杜山守隊)、沼野寛氏(木島平村観光振興局)、
一瀬圭介氏(安達太良・吾妻 自然センター)によるトークセッション
・状況に応じて、途中でトイレ休憩を設定します。
<パネリスト紹介>
1991年生まれの33歳。高校まで熊本→沖縄(大学進学)→全国ヒッチハイク→カナダ(
ワーキングホリデー)→10ヶ月間のバックパックキングと、好奇心に導かれるがままに20代前半を過ごす。
東京でエンジニアに従事後、狩猟免許を生かすため、地域おこし協力隊として福岡県新宮町へ。
狩猟後に廃棄されるシカ皮を利活用する事業を立ち上げる。
2021年より株式会社YAMAPに合流。森づくりや登山道整備など自然環境保全に関する課題に対し、
循環型コミュニティポイント「DOMO(ドーモ)」や「YAMAPふるさと納税」の
支援プロジェクトを通して、自然環境の保全を目的とした応援と活動の輪が
広がる取り組みを実施している。
YAMAP DOMO https://info.yamap.com/archives/3089
YAMAP ふるさと納税 https://furusato.yamap.com/
2023年4月、北杜市観光地域おこし協力隊に任命され、神奈川県より移住。
北杜山守隊の専属スタッフとして、登山道の保全を将来に向かって継続的に行うため、
財源や人財を行政からの補助金やボランティアに頼り過ぎない仕組みづくりに従事。
ワークショップや会員活動は「学び多く、楽しく、自然もヒトも豊かになる」ものに!
というのがこだわり。
北杜山守隊の各情報は下記から
HP:https://hokuto-yamamoritai.org/
Instagram:https://www.instagram.com/hokuto.yamamoritai/
Facebook:https://www.facebook.com/hokuto.yamamoritai
トレイルランニングレース「奥信濃100」第1回大会(2021年8月)の参加を
きっかけに、北信地域の豊かな自然とそこに集まる魅力あふれる仲間たちと出会う。
東京から週末移住生活を経て2023年4月、長野県木島平村へ移住し、現在に至る。
北信地域のグリーンシーズン・ウィンターシーズンを通して
遊びつくせないほどの魅力あふれる自然資源を活用したアクティビティ事業推進を担い、
奥信濃100大会実行委員会・行政と連携した里山資源の保全に向けた取組みにも従事。
「100年先もおもしろい奥信濃」をキーワードとして、自然資源の活用・保全両面からの
活動に取り組んでいる。
木島平村観光振興局 インスタグラムアカウント
https://www.instagram.com/kijimadairaorg/
2021年に福島県に拠点を移し、磐梯朝日国立公園の活用と保全を軸とした
ロングトレイル「磐梯・吾妻・安達太良ボルケーノトレイル®」の設計に取り掛かり、
2023年に総延長300km超のうち、吾妻〜安達太良にかけての72kmをリリース。
同時に、二本松市岳温泉(だけおんせん)に
安達太良・吾妻 自然センター (Adatara Azuma Nature Center)を開設し、
同エリアの各種情報発信やガイドツアーのほか、
トレイルの整備や安達太良山における携帯トイレブースの設置管理を担う。
山岳カメラマンとして、国内外のレースやテレビ番組の企画制作にも携わる。
・安達太良・吾妻 自然センター WEBサイト
https://adatara.jp
・安達太良・吾妻 自然センター Instagram
https://www.instagram.com/adatara_nc
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4月、5月のトークイベントでは、登山道整備団体を率いる方々に焦点をあてて、お話を伺ってきました。6月のトークイベントでは、YAMAPの登山道整備担当者、登山道整備団体の実務担当者、自然センターとして登山道整備に携わる方をお招きしてトークイベントを開催します。
近自然工法の考え方に基づく登山道整備を甲斐駒ヶ岳近くの日向山での
実施例を紹介します。荒廃のメカニズムを座学と現場で説明し、皆であるべき登山道を考えます。
力を合わせて倒木を動かし、裸地の植生が安定した土壌から復元し、
踏圧による裸地から戻る過程です。
安達太良山では、登山道の荒廃だけでなく
くろがね小屋の建て替えに伴いトイレの利用ができなくなりました。
その結果、登山道の近くでは、トイレ問題が顕著になったため、
現在では、携帯トイレの普及とトイレブースの設置を進め、
トイレ問題の啓蒙を行っています。
本イベントでは、登山道整備に直接携わる方々から現場の生の意見を参加者に伝えたいと思います。各地域、各団体で異なる実情や問題点を説明して頂き、地域に根差した視点から登山道整備の現在と未来をお伝えします。
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