美しく安全な登山道やトイレにベンチ、道標……。そんな「登山者にとってあたりまえの存在」を、人知れず支えている方々がいます。でも、山を守るためにはたくさんの努力とお金が必要です。山の安全を支える縁の下の力持ちを少しでも応援したい。
そんな思いで誕生した、購入金額の5%を登山道整備の支援に充てるfinetrack×YAMAP別注ドライレイヤー®ベーシックT。
そのプロジェクトの裏側をお届けいたします。
登山をする多くの方々にご愛用いただいているドライレイヤー®、その売上の一部を登山道整備のためにお届けしたい。
そうして立ち上がったこのプロジェクト、そもそも社内でこの試みを呼びかけたのは、一人の営業担当者でした。
きっかけとなったのは、YAMAP STORE立ち上げから続いてきたYAMAPとの別注企画です。
別注企画ではカミノパンツにスマホ専用ポケットを付けた “YAMAP別注カミノパンツ” など、数々のコラボ商品を創っており、実はドライレイヤー®も当初よりYAMAP担当者の方と「いつか別注商品に挑戦したいですね」と言い続けてきたのですが、何年もの間「コレ!」という企画にはできずにいたのです。
YAMAPとの別注企画には、finetrackの定番パンツにスマホ専用ポケットを付けた “YAMAP別注カミノパンツ” やプロワーク向けに展開しているシリーズをアレンジした “YAMAP別注ポリゴンライトジャケット” などがある。
それがようやく今回の「登山道を守る人を応援するプロジェクト」誕生に至ったわけですが、その背景にはもうひとつ、finetrack社内のある“課題感”があったと言います。
それは「なにか自然や社会の役に立てることに取り組みたい」という気運は社内に高まっているものの、「正直、どこから手を付けていいかわからない」というもの。
その悩みからの逆転の発想で、本プロジェクトの土台が浮かび上がりました。
YAMAPが自然や社会の役に立てるために行っている“DOMO”という循環型のコミュニティポイントを通じた取り組みと、当社のモノ創り。これら2社の良いところを掛け合わせれば、登山をする皆さんにとって、ちょっと良い事に感じられる企画が出来るのではないか? と考えたのです。
具体的には、ドライレイヤー®を購入していただくと、特定の登山道整備団体へDOMO が一定ポイント寄付されるというやり方です。
さっそくYAMAP担当者に相談したところ、登山道整備につながる取り組みなら、と快諾。コラボ企画として実施することが決まりました。
そうして販売することになったfinetrack×YAMAP別注ドライレイヤー®ベーシックT。
パッケージや色へのこだわりもこの段階からありました。
今回は2社で話し合いながら全く新しいパッケージにしています。
商品を手に取ったときに、登山道を守る人を応援したい、感謝の気持ちを届けたいという想いが伝わるパッケージにできないだろうか?
購入後、そのドライレイヤー®を着るたびにプロジェクトのことを思い出せたり、着用に気づいた周りの人たちにも特別な想いを共有できるような色やデザインにできないだろうか?
そういった試行錯誤の上にできあがったのが、現在販売中の“登山道を守る人を応援する finetrack × YAMAP別注ドライレイヤー®ベーシックT”です。
どんな風に仕上がっているのか、みなさんもぜひ見てみてください!
finetrackとYAMAPがタッグを組み誕生した、購入金額の5%を登山道整備の支援に充てるドライレイヤー®ベーシックTを販売中。
カラー、襟裏のロゴ、パッケージなどが通常モデルと異なる、限定モデルです。