「保温」だけではないミッドレイヤー
ミッドレイヤーの役割は保温性だけではありません。
汗処理能力をドライレイヤー®やベースレイヤーと同様に追求していること。それがファイントラックのミッドレイヤーの最大の特長です。
保温力があることはもちろん、長い登りなどで激しく汗をかいたときにもオーバーヒートを起こさない。ひとたび歩き出せばその違いはきっと体感できるはずです。
フリースやインナーダウンといった保温着はハイクアップや雪山ラッセルなど運動量の多い行動中は、オーバーヒートしたり汗がウエアの内側に溜まってムレてしまうことも。
さらに汗で濡れた保温着は、保温力を維持することが難しくなります。
だから行動中も着用する中間保温着は、保温だけでなく、汗処理することも必要不可欠。finetrackのミッドレイヤーは、シーズン、シーンで選べる保温力と優れた汗処理性能を備えたラインナップで、ハードな行動中も快適に着用いただけます。
finetrackのミッドレイヤーはレイヤリングシステムの中で、汗を気体(蒸気)に変えて排出します。
汗がドライレイヤー®を透過。
ドライレイヤー®の優れた撥水性で濡れ戻りを防ぎ、肌から濡れを遠ざけます。
ベースレイヤーが汗を積極的に素早く吸い上げ拡散。
スムーズな汗処理の起点を作ります。
ベースレイヤーが拡散した汗をミッドレイヤーがさらに吸い上げてさらに拡散することで、汗を液体から気体(蒸気)に変えて蒸散させます。
リンクベント®を備え、ウエアを着用したまま効率よくウエア内を換気し、ムレや温度を調整できます。
※ラミースピン®ニットシャツ除く
finetrackのミッドレイヤーは、独自開発の生地構造や素材により、3つのアプローチでスムーズな汗処理機能を実現しています。
毛細管現象による吸汗拡散力
ファイントラック独自開発のドラウト®構造は、汗処理する3つの層から構成。凹凸感を持たせた裏地の【吸汗層】が点接触で汗を素早く吸い上げ、中間の【導水層】を経由し、【蒸散層】の生地表面で拡散することで、蒸散へと導きます。かき続ける汗にも濡れ戻りを防ぎながら、生地が三位一体となって汗処理するアプローチです。
0.6mlの水を滴下した後、経時的に残留水分重量を測定し、10%以下になる時間を測定した。finetrackのドラウト®シリーズは、同等の保温性を持つミッドレイヤーより圧倒的に早く水分率が10%まで低下。よりドライ感が続き、汗冷えの軽減に貢献しています。
ウエア内部から蒸散に導くドライ素材
世界初のシート状立体保温材「ファインポリゴン®」は、水を含まず、濡れてもロフトが低下しにくいという性質を備えるため、ミッドレイヤーの裏地で吸汗した汗を保水することなく、優れた通気性も相まって、ウエア内部から素早く汗を排出します。液体の汗を速やかに吸汗拡散して、気体(蒸気)にして蒸散する汗処理を可能にしているため、熱くなりがちな行動中も、快適なウエア内環境を保ちます。
高通気×シャツの新しい汗処理アプローチ
ベースレイヤーに匹敵する程の通気性と汗処理性能をもったニット生地をシャツという温度調整がしやすいスタイルと組み合わせることで、様々なシーンで使いやすいミッドレイヤーとして使うことができます。
0.6mlの水を滴下した後、経時的に残留水分重量を測定し、10%以下になる時間を測定した。一般的な山シャツより早く水分率が10%まで低下。シャツにありがちなムレを軽減します
アクティビティ | 登山/ULハイク |
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生地:薄手
アクティビティ | 登山/クライミング/自転車 |
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生地:中厚手
アクティビティ | 秋冬・残雪期の登山・トレッキング/ BCスキー/ スノーボード/ クライミング |
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生地:厚手
アクティビティ | 冬期登山/BCスキー・スノーボード/クライミング |
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生地:保温材入り(ファインポリゴン®)
アクティビティ | 登山/ULハイク/BCスキー/スノーボード |
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生地:保温材入り(ファインポリゴン®)
アクティビティ | 冬期、厳冬期の登山・アルパインクライミング・トレッキング/アイスクライミング/BCスキー・スノーボード |
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