どんな環境でも温かく眠るために
疲労回復を考えるうえで、しっかり休める環境は外せません。
でも常に快眠できるかは分からない。
むしろさまざまな問題が起こるのが長期の山旅や水辺の旅だったりします。
どんな環境でも温かく眠るために
「まったく新しい保温素材」ファインポリゴン®が大きく役立つはずです。
今までの保温素材である「ダウン」や「ワタ」には『水を抱きやすく、乾きにくい』という弱点がありました。つまり、スリーピングバッグが濡れてしまう危険に常にさらされているのです。
寝ている間にもヒトは汗をかきます。その量は標準的な体格の大人でひと晩にコップ1杯程度(200~300ml)だといわれています。
外気との気温差が大きいときに、テントやツエルトの側壁に結露が発生。これが寝袋を濡らしてしまいます。
ときにスリーピングバッグは湿ったグローブなどを乾かす役割を果たします。
就寝中に一緒にくるまり、起床時には乾いている。その湿気はスリーピングバッグ内に吸収されているのです。
雨に長時間降られるとテント内に水が浸水してくることがあり、スリーピングバッグが濡れてしまうことがあります。また、雨天ではテントへの出入りだけでもテント内は濡れていってしまいます。
濡れる=保温力低下
スリーピングバッグとしては致命的
ファイントラックのスリーピングバッグに採用している保温素材は、世界初のシート状立体保温素材「ファインポリゴン®」です。
ファインポリゴン®の素材自体がほとんど水を保水せず、またシート状立体構造のため、たとえ水が浸入しても水を抱きにくく、濡れた状態でも保温性の低下を抑えられます。
さらに、ダウンや化繊ワタなど従来の保温素材に比べ、圧倒的に早く乾き濡れた状態からでも短時間で本来の保温力を回復。
スリーピングバッグの保温力は使用時の発汗や寝返り、結露等によって低下していきます。finetrackでは1~2泊の就寝時の「発汗によるスリーピングバッグの濡れ」による性能低下の度合いを「保温力損失」とし、実際の使用を想定した保温力の検証を行っています。ポリゴンネスト®は連続使用でも保温力の損失が小さいことが特長です
-5℃の環境下において、アンダーウエアを2枚身に着けた発汗サーマルマネキンを使用。
8時間かけて400㏄の水を発汗させながら、1時間毎に一回、寝返りを想定して体位を変更、8時間後の保温性の低下を測定した。
※1 ポリゴンネスト®オレンジ
※2 ポリゴンネスト®オレンジと同等のクロー値(保温性を表す単位)を持った650フィルパワーのダウンスリーピングバッグ
コールドスポットとは、スリーピングバッグの構造によって保温材や断熱材の防寒性能が著しく低下する箇所です。
合成繊維の集合体で極薄の組織を形成しながら、究極の軽量さを持つ特殊なシート生地を、最先端の収縮形態保持加工で凹凸の立体構造に仕上げた、ファイントラック独自開発のまったく新しい保温素材です。
この世界初となるシート状立体保温素材は、驚きの軽さを持つうえに温かく、水濡れに極めて強いという優れた特長を持っています。さらに、素材の最大の特長は、シート形状で容易に扱うことができるため、様々なモノへの応用が可能です。
アクティビティ | 登山/クライミング/沢登り/オールラウンド |
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